東北に「斬れる居合」を
「斬れない居合はただの踊りだ」という無外流明思派を東北に根づかせるため、白河にも稽古場所を準備しました。
本格稼働は2019年からなので、まだ稽古生は数少ない状態です。しかし、この言わば第一期生が、いずれ東北の各地に「最終武道」と呼ばれる居合を根づかせることでしょう。
自分を見つめる時間この福島支部は、始まりの今の段階では他支部と違う形態で稽古します。
稽古曜日と時間は決まってはいますが、他支部の始まり時と同じように現状の会員の都合を反映させ、フ
レキシブルに稽古します。おそらく、第一期生が上達するには、悪い条件ではありません。
また、支部長の仕事の関係で、指導に行けないときもあります。その時間は与えられている課題を試行錯誤してください。
本来の稽古は自主稽古です。道場はその身につけたものをチェックしてもらう場所です。福島では、本来の望ましい稽古システムで上達まで追いかけることができるでしょう。
支部長は斬れる古参幹部
難度が高く、高段位への課題とされる抜き打ち横一文字を、どの幹部よりも早く達成したのが、この福島の小林支部長です。
見た目は豪傑ですが、この「斬れる男」は東京のジュニアクラスの子ども達に大人気です。その理由を子どもに聞くと、「優しいもん」と言います。その丁寧な指導は、未経験者を上達させるでしょう。
ここからの福島支部、北海道・東北ブロックが楽しみです。