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2015年 鵬玉会のテーマ
天時不如地利。 天の時は地の利に如かず。
地利不如人和。 地の利は人の和に如かず。
■INDEX ───────────────────────────────
┣1.【鵬玉の吹毛方納密（すいもうまさにみつにおさむ）
┃ 「第18回のテーマ  「武士の教育と訓練」その二 武士は何を学び、どう成長しようとしたか　「品格」
┃
┣2.【  5月　栃木県 宇都宮道場で無外流 居合  無料体験稽古会／会長が行きます】
┃
┣3.【  6月　福岡市天神道場で無外流 居合 無料体験稽古会／会長が行きます　】
┃
┣4.【 ひの新選組まつり 演武のお知らせ 】
┃
┗5.【編集後記】

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【１】 コラム；鵬玉の吹毛方納密（すいもうまさにみつにおさむ
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「（たった一つの真理）は、毛を吹きつければ即座に斬れるような吹毛の剣の鋭さを持っているが、
これはどこにあるかと言えば、わが方寸の心（密）に納められている。」（大森曹玄老師 解説）
武道を修行するときは技の成長だけではなく、心の成長も大事だと思いませんか？
何か考えるヒントが、あなたの心に納められるよう、波紋を一つ起こしてみますね。
私が何かを教えようというものではなく、「どう思われますか？」というスタンスです。


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　　第18回のテーマ  「武士の教育と訓練」その二
　　武士は何を学び、どう成長しようとしたか　「品格」
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前回、「武士の教育と訓練」で、「新渡戸翁が第一にあげたのは、品格」とご案内いたしました。
また、マズローの五段階欲求説を示し、最上位の欲求、普通ならすべての欲求が満たされたあとにしか考えない、「自己実現の欲求」を武士道は目指そうとするし、過去の歴史でそういう武士が存在していたことも確認しています。

私はこの、言わば「徳があった」と言う結果ではなく、「徳を目指そうとした」と言うことが重要なのだと思います。
結果がうまくいかないことなど人間ですからたくさんあります。
それでもここを目指そうとした、という点で「武士道」は素晴らしいアイデンティティになりえるように思いますが、いかがですか？

1) 「（品格とは） 礼儀や節度や人徳、気高さに富む様」(wikkipedia)
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さて、この品格について、Wikkipediaで見てみると、このように説明されています。
「個人ないし特定の団体が、礼儀や節度や人徳、気高さに富む様をいう。またそうした、
品位の保持は人々より尊敬或いは信用を受けるとされる。」
「礼」という武士道の徳を考えたときとテーマが似ていますね。

2) 相手へのリスペクトがなければ、品格は生まれない
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ということは、相手へのリスペクトがなければ、品格は生まれないし、自分がリスペクトされることもない、ということでしょうか。（「礼」の項目参照）

自分がリスペクトされないのは、ただの「不徳のいたすところ」では終わりません。
子どものしつけができていないと、親が恥をかくように、自分がリスペクトされないということは、
武道家においては師の顔に泥を塗り、所属する団体や仲間を辱めることにつながりかねません。
相手をののしったり、社会で言えば他の組織の経営方針、運営方針を云々することをなんとなく日本人が嫌うのは、そこにリスペクトがないことを「みっともない」と思うからに他なりません。

3) 「呼び捨て」をした人
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一例として、私にある会合で話しかけてきた人の話をしましょう。
その方は私が尊敬し、また個人的にもおつきあいがある方を「呼び捨て」になさいました。
「呼び捨て」は気安さを表しているのでしょうか？
私は決してそうは思いません。
人によって考え方はいろいろあるでしょうが、実は私は家内も呼び捨てにしません。
呼び捨ては決していい感情は生みません。
無意識のうちに不快感を募らせるのではないかと思います。
もし、私がその方との間で「呼び捨て」を容認しているということを、その方が知ったら悲しい思いをされるでしょう。
私はやんわりと「先生のことを呼び捨てにするのはやめませんか？」とお願いしました。

4) 「呼び捨て」を考える
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会員の中にはひょっとしたら私のことを呼び捨てにされる方もいらっしゃるかもしれません。
もしそうなら、それは一重に私のいたらなさが原因なのでしょう。
しかし、私の武号は師であるご宗家が考えてくださったもの。
もしそれを呼び捨てにするときは、自分の流派の宗家まで軽んじ、
結果自分を軽んじることに他なりません。
そうやって師を含めて品格を落とす可能性があるときには、私は言いかえしはしません。
そっと私は姿を消すことにしています。
自分のいたらなさを恥じながら。

5) 「若気のいたり」が許されるのは一時期だけ。それを過ぎたらただの「礼儀知らず」と思われる
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「呼び捨て」が仲間うちで許されるのは、親密感をお互いに許しあい、
対等ないしは目下に対するかわいがりがあるからでしょう。
しかし、人が見ているところでは、なにがしかの影響力がそれにはある。
品格のない、礼のない、リスペクトのない、
しかし野心はある。
そういう「若気のいたり」が許されるのは、「おそるべき10代」の一時期であり、
それを過ぎたら礼を身に着けなければ成功はしません。

まずはここから。
今日から気をつけましょう。

よかったらご意見ください。
ご一緒に考えてみましょう。

■さて。
鵬玉会のミッションは「無外流居合の普及・指導を通じて、武士道の醸成に貢献する」です。
私達は武士道に最も近い武道の一つを学んでいる、
と胸を張って今日の稽古に望みましょう。

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武田鵬玉

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【２】5月　栃木県 宇都宮道場で無外流 居合  無料体験稽古会／会長が行きます
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5月17日（日）9:15～10:45
清原体育館
（場所がいつもと違います。お気をつけください）
宇都宮市清原工業団地１４番地

経験不問、老若男女問いません。
基本からご一緒にやりましょう！
お会いできるのを楽しみにしています。

▼お申込みはここから「宇都宮無料体験稽古希望」と備考に
書いて送信ください！
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
****************************************************
▼無料カタログのご請求はこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
▼鵬玉会各支部各道場の詳細はこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s2.html

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【３】 6月　福岡市天神道場で無外流 居合 無料体験稽古会／会長が行きます　
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6月26日（金）19:30～21:00
天神道場　舞鶴小中学校武道場
福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目6-1

経験不問、老若男女問いません。
基本からご一緒にやりましょう！
お会いできるのを楽しみにしています。

▼お申込みはここから「福岡無料体験稽古希望」と備考に
書いて送信ください！
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
****************************************************
▼無料カタログのご請求はこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
▼鵬玉会各支部各道場の詳細はこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s2.html

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【４】 ひの新選組まつり 演武のお知らせ
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今年もひの新選組まつりの時期が近づきました。
昨年は斉藤一没後100年演武でしたね。
今年の鵬玉会は5月10日（日）パレードの日に演武をいたします。
お会いできるのを楽しみにしています。

▼ひの新選組まつり公式ページ
http://makoto.shinsenhino.com/archives/fes/150421215142.php
▼2013年ひの新選組まつりレポート
http://mugairyu.net/06_pub_01_hinoshinsengumi.html
▼2014年ひの新選組まつりレポート 「斉藤一　没後100周年」
http://mugairyu.net/06_pub_02_hinoshinsengumi2014.html
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【５】編集後記
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■雑誌「歴史人　新選組特集号」に掲載されて以来、斉藤一と無外流、
そして鵬玉会のことが認知されたのかお問合せが増えています。
ご縁がつながるかどうかはわかりませんが、
ありがたいことです。
無料体験に来られた方を無理にお誘いすることもありませんので、安心していらしてください。

■私の下の子、息子も今年から幼稚園。
右目が遠視で、治療用の眼鏡をかけての登園に緊張していました。
上の娘と違い、どこか内向的な息子は、初めての幼稚園、それもメガネをかけて、
という状況に行きたがっていませんでした。
私も息子のために老眼鏡をかけっぱなしにして、最初は一緒についていってやりました。
しかし今では楽しそうに行っています。

■初めてのことをやり始めるにはいい季節です。
ぜひ栃木、東京、福岡、熊本の各無外流 居合 鵬玉会の道場で
無料体験にお申込みください。

■今年のテーマは
「天時不如地利。 天の時は地の利に如かず。
地利不如人和。 地の利は人の和に如かず。」
あなたがともに居合を学ぶことが私たちにとっての力です。
まだ見ぬあなたに出会いたいと思います。
ぜひ無料体験にいらしてください。
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