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東京/福岡/熊本
無外流 居合 鵬玉夢録 No.21 【2014年 熊本・福岡稽古会レポート】
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「無外流居合 鵬玉夢録」を登録された方にお送りしています。
 
■INDEX ────────────────────────────────
┣1.【鵬玉の吹毛方納密(すいもうまさにみつにおさむ)   「閑話休題 年始の読書」その二」】
┣2.【1月4日(土) 熊本稽古開きレポート @ 極真会館 熊本大津道場】
┣3.【1月5日(日)  福岡稽古開きレポート @ 福岡市民体育館】
┗4.【編集後記】
 
【1】 コラム;鵬玉の吹毛方納密(すいもうまさにみつにおさむ
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■■ 鵬玉の吹毛方納密■■
吹毛方納密
・・・「(たった一つの真理)は、毛を吹きつければ即座に斬れるような吹毛の剣の鋭さを持っているが、
これはどこにあるかと言えば、わが方寸の心(密)に納められている。」(大森曹玄老師 解説)
 
鵬玉から
武道を修行するときは技の成長だけではなく、心の成長も大事だと思いませんか?
何か考えるヒントが、あなたの心に納められるよう、波紋を一つ起こしてみますね。
私が何かを教えようというものではなく、「どう思われますか?」というスタンスです。
 
あなたや私の生きる力の一つになればいいなあ、と思います。
 
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  第7回のテーマ  「閑話休題 年始の読書」その二
     (このコラムはすでに鵬玉会会員用の「会員通信」に掲載したものを転載しています。
  前後が入れ替わることをご了承ください)
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■前回に続き、閑話休題として、今回は年末年始の読書でお勧めの本
「一刀斎夢録」(浅田次郎先生)ご紹介の続編です。
 
■「わしは尋常の勝負にも敗れたためしはないが、得意といえば居合じゃ。
ふいに斬りかかられたとき、ことに屋内での斬り合いの折に最も有効なものは居合じゃよ。
だからあの近藤ですら、出歩くときはしばしばわしを伴うた。
お役に立ったのも一度や二度ではない。
いつ何どき刺客に襲われても、わしは抜きがけの返り討ちにしとめた。 」
 
という一節は、文豪浅田次郎先生の名著「一刀斎夢録」の中のセリフです。
新選組三番隊組長斉藤一が「わしは居合だ」と自己紹介する最初のセリフです。
 
■この短いセリフの中に、居合についての深い真実があると思いませんか?
「いつ何どき刺客に襲われても、わしは抜きがけの返り討ちにしとめ」られるのが居合だと言うのです。
 
■それは居合が鞘のうちに入った状態から命のやりとりが始まることを示しています。
相手と気を揉み合い、機をとらえて抜き打ちで斬るのです。
だから「愚鈍は死ぬ」と無外流の大先輩、小説中の斉藤一は言います。
 
■だから道場や稽古場に入るときには、
居合を学ぶ侍としてすでに心身を準備させておかなければならないと思いませんか?
そういう緊張感を持って稽古をしましょう。
私たちが学ぶ居合は、学べば学ぶほど奥の深さと格の高さに驚くものです。
その世界観を、ぜひ年末年始の読書でも感じてください。
「一刀斎夢録」はお勧めです。
 
■鵬玉会のミッションは「無外流居合の普及・指導を通じて、武士道の醸成に貢献する」です。
会員が実は武士道に根差した挑戦をしているのだ、と理解できるお手伝いができるなら
それだけでこのミッションを果たしたことになるような気がします。
 
私達は人が生きていくアイデンティティに触れることができる、そんな武道の一つを学んでいる、
と胸を張って今日の稽古に望みましょう。
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                                  武田鵬玉
 
▼浅田次郎先生の「一刀斎夢録」はアマゾンでも購入できます。
 
【2】1月4日(土) 熊本稽古開きレポート @ 極真会館 熊本大津道場
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熊本で居合を学ぶ 鵬玉会熊本支部無外流 居合 熊本支部の支部長、日野正人氏は、極真会館 熊本 大津道場の責任者。
極真空手の各種大会でも活躍され、鵬玉の極真修業時代の盟友でもあります。
 
徒手空拳の実戦であればこれ以上強い人は同門ではいないと思われるこの支部長を筆頭に
熊本支部の稽古開きを行いました。
 
ご興味のある、まだ入会されていない
熊本のみなさん、無料体験にいらしてください。
鵬玉も足繁く通います。
 
鵬玉会の今年のテーマは
「行到水窮処 行きて到る 水の極まるところ
坐看雲起時 座して看る雲の起こる時」
0から始まった熊本支部、ようやく滑り出しました。
 
▼無料カタログのご請求はこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
 
▼見学・無料体験のお問い合わせはこちらから
http://mugairyu.net/03_01_nyumon_s3.html
 
【3】1月5日(日) 福岡稽古開きレポート @ 福岡市民体育館
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無外流 居合 福岡支部の稽古開きは過去最高の人数を集め、
福岡市民体育館の一面を狭く感じるほどの熱気で行われました。
無料体験での参加者、新規入門の方、たくさんの方が鵬玉との初対面、初指導でした。
いよいよ始まります。
 
今年は稽古場所を増やし、日曜日以外の稽古日も設定しようと思います。
たくさんの方が、古の侍の残したものに触れることができます。
ご興味のある、まだ入会されていない
福岡のみなさん、無料体験にいらしてください。
 
鵬玉会の今年のテーマは
「行到水窮処 行きて到る 水の極まるところ
坐看雲起時 座して看る雲の起こる時」
0から始まった福岡支部、ようやく滑り出しました。
 
▼無料カタログのご請求はこちらから
 
▼見学・無料体験のお問い合わせはこちらから
 
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【4】編集後記
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■本日福岡から東京に戻ってきました。
とっていたと思っていた飛行機の便をとっていないことが、福岡での稽古後にわかったため、
あわてて空港に急行、キャンセル待ちから、幸運に一席だけあいたのが手に入りました。
 
家族と離れ、日本橋浜町の自宅に一人おります。
 
■過去最高の人数を集めた福岡での稽古開きも、
支部長との密な稽古ができた熊本での稽古開きも
非常に充実していたので、達成感があります。
私が無外流の新名ご宗家に長年つけていただいた稽古だけでなく、
天然理心流宮川宗家にお聞きしたお話や、
新選組土方歳三ご子孫にお聞きした指導論のお話、
そして少年時代から身につけた極真空手の稽古メソッドも生きているのが
自分で理解できるようになりました。
 
■今年のテーマは
「行到水窮処 行きて到る 水の極まるところ
坐看雲起時 座して看る雲の起こる時」
いよいよはじまります。
 
あなたが、まだ会えていない方だとしたら、ご縁がつながることを祈ります。
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